INTERVIEW 船をつくる人

設計

基本設計・開発部

設計本部 基本設計・開発部 基本設計課

2013年4月 入社 日本文理大学 工学部 航空宇宙工学科 卒

国境を越えた仕事、
 日本にいながら世界と共に働いている。

幼い頃から、ロケットや船、飛行機といった大きな乗り物が好きで、輸送機器を作る仕事も視野に入れて大学では工学系に進み、航空宇宙工学科で流体力学を学びました。 入社してからは設計本部・基本設計課で働いています。国の法律に合わせて船舶を造らないといけないので、船の安定性を計算して法律的に問題ないか船級協会や各国の主管庁とすり合わせを行うのが私の仕事です。下ノ江造船は外航船の建造も多いので、国際的なコミュニケーションが日常的にあり海外を身近に感じるのは楽しいです。

ターニングポイントは
 頭の中で点と点がつながった瞬間。

最初の1〜2年は何がなんだか分からない日が続いていました。船舶についての知識もゼロだったので、迷ってましたね…。でもある日突然、点と点がつながるみたいな瞬間がありました。そのときは「おっ!」ってなって面白味が増したのを覚えています。 設計は図面上だけでなく実際に足を運んで建造中の船をチェックすることもありますし、営業さんと一緒に説明に回ることもあります。船主さんや各関係者の現場の声を設計に反映して、実際の船に結実できるように経験を積み重ねていきたいです。

艤装設計部

設計本部 艤装設計部 船装設計課 内艤装計画グループ

2016年4月 入社 日本文理大学 工学部 機械電気工学科 卒

船上で唯一オフの時間、
 快適な居住スペースを。

3年前に基本設計課から異動して現在は船装設計課に所属しています。主な仕事は、船内の居住スペースのレイアウト設計です。大学で学んでいた材料力学や流体力学の知識は役に立ちました。実際に経験しないと身に付きはしないですが、ベースがあったので理解するまでは早かったと思います。居住スペースは、乗組員さんにとって船上で唯一オフの時間。外航船ともなれば何カ月も船上で過ごすので、少しでも快適な時間を過ごしてほしいと思います。現場の声に耳を傾け、構造やコスト、作業スピードなどを考えながらベストな設計を図面に落とす。それが一番難しくて面白いところです。

現場で鍛えられた英語のリスニング力。

下ノ江造船は外航船の建造が多いので、試運転時など海外のオーナーさんや船長さんと直接英語で会話する機会があります。国によって訛りもあるので、最初のころは何を言っているのか、何を聞かれているのかも分からないことが多かったです。伝えることはできても、聞き取る力は会社に入ってずいぶん鍛えられました。学校で習う英語のリスニングはきれいな英語だったなあと思いました(笑)。実際に触れてみないと分からない事がたくさんありますね。まさか自分がこんなに英語でコミュニケーションがとれるようになるとは思いませんでした。

船体設計部

設計本部 船体設計部 船体生産設計課

2017年2月 入社 別府大学 短期大学部 地域総合科学科 卒

職業訓練校に行きAutoCADを習得。

母親がAutoCADを習得し、造船の設計事務所で働いていました。そんな親の影響もあって私も造船業に興味を持ち、半年間職業訓練校に通ってAutoCADを習得しました。卒業する際に下ノ江造船より求人をいただいたのがきっかけで就職しました。入社後は設計部で造船設計の基礎を学びながら技術を磨き、経験を積むにつれて自分が船づくりに携わっていることを実感できます。

自然体で気さくな先輩、相談しやすい環境。

船体生産設計課では、各ブロックの骨組みや船の構造を元に3D・CADを使って部材の作成を設計しています。作業の優先順位を意識し、次の作業者へと迅速に対応するよう心掛けています。男性が多い職場ではありますが、年齢が近い同僚や先輩もいて、皆さん気さくに話しかけてくださるので楽しい職場です。疑問や課題ができた際も、答えだけを教えるのではなく、解決に導くようなヒントを与えてくださるので、自分で考える力が身につく会社だと思います。

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